日本歯科放射線学会 第59回学術大会・第15回定例総会

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NPO法人日本歯科放射線学会
第59回学術大会・第15回定例総会

大会長 櫻井 孝

神奈川歯科大学 大学院歯学研究科
顎顔面病態診断治療学講座

平素より日本歯科放射線学会会員の皆様、ならびに関係者の皆様には、御指導・御鞭撻を賜り誠に有難うございます。厚く御礼申し上げます。

さて、この度2018年5月25日(金曜日)~5月27日(日曜日)にかけて、私共の大学においてNPO法人日本歯科放射線学会第59回学術大会・第15回定例総会を開催させていただく運びとなりました。エビデンスを伴わない歯科医師過剰の風評により、歯学界全体が迎えた暗黒時代の傷跡がまだ癒えきれぬ中、我が国における少子超高齢社会の到来に伴う疾病構造の変化や、社会的ニーズの多様化などにより、歯科医療業界は大きな変換点を迎えております。このことは、歯科放射線学領域においても例外ではなく、診療のみならず教育や研究の場においても様々な対応が求められております。そこで今回の大会テーマは『テクノロジー・ルネサンスⅡ』と定め、1999年に『テクノロジー・ルネサンス』をテーマとして本学で開催させていただいた大会を引き継ぎ、これからの歯科放射線学における再誕生の方向性について議論する場にしていただければと思慮しております。

将来ビジョンの参考のため、小泉進次郎 衆議院議員に『人生100年時代、2020年以降の日本』をタイトルとして特別講演を御願い致しました。教育講演は、臨床的な視点から『口腔癌の低侵襲治療』をタイトルに、横浜市立大学大学院医学研究科 藤内祝先生に御講演いただきます。また、招待講演として、教育的な視点からThe University of Washington School of DentistryのCurtis Ssu-Kuang Chen先生に『From Pike Place Fish to UW Husky - Univ. of Washington OMFR specialty program experience』、研究的な視点からThe University of British Columbia, Faculty of DentistryのCatherine Poh先生に『Translational research using optical technologies in detection and risk assessment of at-risk oral lesions』のタイトルによる講演を御願いしております。

大会の開催期間におきましては、新しく開院した附属病院や、人体標本と100年史が展示された神奈川歯科大学資料館なども見学していただきたいと考えております。スタッフ一同、充実した学術大会となるよう鋭意準備を進めてまいりますので、是非横須賀に足をお運びいただきますよう御願い申し上げます。皆様の御参加を心よりお待ちしております。

開催会場

神奈川歯科大学
キャンパス内講堂

〒238-8580
神奈川県横須賀市稲岡町82

事務局

神奈川歯科大学 大学院歯学研究科 顎顔面病態診断治療学講座

準備委員長:香西雄介

〒238-8580
神奈川県横須賀市稲岡町82
TEL:046-822-8851
FAX:046-822-8850
E-mail:jsomfr59@kdu.ac.jp

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